複雑なビジネス交渉
概要:
2015年夏、某電子商取引会社の出資者らは理念の不一致により、共に経営することができなくなり、支配出資者であるJ上場会社と創始者である出資者が、それぞれ相手方の持分を買取するつもりで持分譲渡についての交渉が行われたが、デッドロックに陥った。
当所は創始者の依頼を受け、創始者を代表して支配株主との交渉を行った。20日間にわたり激しく交渉し、紆余曲折を経て、最終的には情勢を逆転させ、創始者にとってとても有利な条件で相手方の持分を買い取り、根本的な目標を達成することができた。なお、その後、我々は当該会社の顧問弁護士となった。
キーポイント:
-
「彼を知り己を知る」。詳細な事前調査が成功の前提にあった。
-
「前進・後退の把握」。交渉の関与者や策略やリズムを合理的かつ柔軟にアレンジすることが成功を保障させた。